別の記事で「貧乏人がとるべき戦略(①実現したい生活とは何かを決める)」を記載させて頂きました。
「実現したい生活」が具体的にイメージできれば、貧乏からの脱却の第1歩を踏み出したと考えてください。
「実現したい生活」が決まれば、次に「達成するまでの期間を決める」必要があります。
例えば、現在月10万円の収入でかつかつに生活していたとしましょう。これをまずは月20万にするために、その期間を決めるということです。
ここで、明日には月20万にしたいと考えたとしましょう。それでは、明日から月20万にするための手段をあなたは持っていますか?
多くの方が今の収入を明日から倍にする方法を持ち合わせていないのではと考えています。
まあ、ギャンブル等で一時的に倍にするという方法はないことはないのですが・・・。
そのようなギャンブルのような方法を取ってしまうと、たまたま成功することはあっても、長続きはせずにいずれ生活が崩壊することが予想されますし、多くの方は継続した改善というものを望んでいるかと思います。
そこで大事なのが漠然とでもよいので、「達成するまでの期間を決める」を自分自身で決めるということです。
例えば、上記の月10万円から月20万円へと上げるための達成期間を1年決定したとします。そうすると後述するそれを達成するために今の自分と1年後の自分との間に何が足りないかが見えてきます。
その足りないものを1つ1つ埋めていくために、達成する期間が重要となります。
なかには、達成期間なんて決められないという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方へこの達成するまでの期間を決めるうえでのポイントは、今の生活をいつまで我慢できるかということを考えることです。
今の生活水準は一生は無理でもあと半年くらいは我慢できるという方は、「達成するまでの期間」を半年としてはいかがでしょうか。
なお、今の生活が1か月として持たないというのであれば、瞬間的にでも改善する手立てを打たないといけなくなりますが、そのような方法は通常長く続かない場合が多いのではと考えています。
例えば、1か月の収入を倍にするために、仕事を2つ掛け持ちするという手段を取ったします。このような方法を取ると、一時的に収入を増やすことができても、長くは持たない可能性があります。
とはいえ、仕事2つ掛け持ちについては、人には向き不向きがあるので、一概には言えませんが・・・。
その他の決め方としては、子供がいらっしゃる方には、それを基準に決めるという方法考えられるかと思います。例えば、子供が小学校に入るまでの2年内にはとか、子供が中学生になるまでの3年の間までにはとか外部的な環境変化を目標に決めるというのも一つの方法かと考えています。
いずれにしても、自分自身で「達成するまでの期間を決める」ということが非常に重要となります。
人は期限が区切らないと集中力が続かないという傾向があり、しかも他人に決められた期間だとモチベーションが維持できないという傾向があるため、まずは、自分自身で達成したい目標までの「達成するまでの期間を決める」ということを取り組んでみてください。
もちろん、達成するまでの期間を決めた後に環境変化に伴い期間を変更をすることはあり得ますので、まずは自分と向き合いながらその「達成するまでの期間」を決めてみてください。