お金の考え方

スマフォの買い替えをどう考えるのベストか?買う場合は、一括払い、分割払いどっちを選ぶ?

スマートフォンは、現代人にとって欠かせないツールです。今や小さなお子様を除き、お持ちでない方はほとんどいないというのが、現実となってきました。しかし、買い替えのタイミングを間違えると、思わぬ出費につながることもあります。お金の使い方を賢くするために、スマホ買い替えのポイントを整理してみましょう。

 

1. 買い替えの「必要」と「欲しい」を分ける

新しいスマホが発売されると、つい「欲しい!」と感じます。最新のスマホみると今の持っている自分のスマホでも本当に必要でしょうか?

  • 必要な場合: バッテリーの劣化、動作の遅さ、仕事や学習で必要な機能が不足している場合。
  • 欲しいだけの場合: カメラの画質や最新デザインなど、性能は十分なのに新機種に惹かれるとき。

この線引きをすることで、ムダな支出を防げます。

 

2. 総コストを把握する

端末代金だけでなく、通信費やアクセサリー代も含めた「総コスト」を意識しましょう。

  • 端末代: 一括購入か分割払いか
  • 通信費: キャリア変更で安くなることも
  • アクセサリー: ケース、フィルム、充電器なども地味に費用がかさみます

例: 端末10万円+通信費(月5,000円)×24カ月=22万円

このように計算すると、長期的にいくら払っているかが見えてきます。

なお、スマホの分割払いは大手キャリアにおいては、無利子な場合が多いかと思います。一般的には、12回・24回・36回などの分割回数を選べて、月々の通信料と一緒に支払う形式が多いかと思います。だだし、審査が必要で、契約条件によっては申し込めない場合もあります。

ここで、少し、スマホを分割払いを用いてお金の時間価値についてか考えていこうかと思います。

スマホの分割払いで考える時間価値

スマホの分割払いにおける「時間価値」とは、お金の価値が時間とともに変化するという経済的な考え方を指します。これは「貨幣の時間価値(Time Value of Money)」と呼ばれる概念で、今日の1万円は将来の1万円より価値がある、という理屈です。

スマホを分割払いで購入すると、月々の支払いは少額で済みます。その分、手元に現金を残しておけるため、以下のような選択肢が生まれます:

  • その現金を投資に回すことで、将来的に増やす可能性がある
  • 急な出費や生活費に備えて資金を確保しておける
  • クレジットカードのポイントやキャンペーンを最大限活用できる

つまり、分割払いによって「今の1万円」を手元に残すことができれば、それを活用することで将来の1万円以上の価値を生み出せる可能性があるのです。

ただし注意点もあります。分割払いには契約条件や返却プログラムの制約がある場合もあり、総支払額が増えるケースもあります。ですので、時間価値を活かすには、手数料や契約内容をしっかり確認することが重要です。

このように、「今の1万円の価値」を意識することで、スマホの買い方ひとつでも家計に与える影響は大きく変わります。 お金の使い方を見直す第一歩として、ぜひこの視点を取り入れてみてください。

 

3. 使用年数を伸ばす工夫

スマホは平均3〜4年使う人が多いですが、工夫次第でもっと長く使えます。

  • ケースやフィルムで傷を防止
  • バッテリー交換を活用
  • 不要なアプリを削除して動作を軽くする

「すぐ買い替える」より「今の端末を大切に使う」ほうが、結果的に節約になります。

 

4. 中古やリセールも選択肢

中古端末やリファービッシュ品は、新品より安価で環境にも優しい選択です。また、使わなくなったスマホを下取りに出すことで、次の購入費用を抑えられます。

 

5. まとめ

スマホは便利な一方で、頻繁な買い替えはお金の流出につながります。「必要」と「欲しい」を見極め、総コストを意識しながら、できるだけ長く使う工夫をしましょう。お金の使い方の習慣は、日常のこうした小さな選択から変わります。また、お金の時間価値についても考えてみてください。

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